歯科の治療のみならず、多くの皆さんが疑問を持たれていることではないでしょうか。
結論から言いますと、歯科で使用するレントゲン、特にデジタル化されている場合は99.99%安全です。しかし、大切な命を体内に秘めた妊婦の方には極力ストレスをかけないように、当院では可能な限り少量の被ばくも避けるように細心の注意を払っております。
人間は地球上のどこに住んでいても常に放射線を浴びています。世界で平均すると、人体は年間およそ2.4ミリシーベルト(2.4mSv:1シーベルトの1000分の1×2.4)の自然放射線に常にさらされています。放射線を短期間に全身被ばくした場合の致死線量は、5%致死線量(被ばくした人の20人に1人が死に至る線量)が2シーベルト(2000ミリシーベルト)、50%致死線量が4シーベルト、100%致死線量が7シーベルトと言われ、200ミリシーベルト以下の被ばくでは、急性の臨床的症状(急性放射線症)は認められないとされています。
「シーベルト」(Sievert、Sv)というのは放射線防護についての研究で大きな功績のあるスウェーデンの物理学者ロルフ・マキシミリアン・シーベルトにちなんで名付けられた単位で、目に見えない放射線の人体への影響をはかる指標だとイメージしてください。
・自然放射線に関して
① ブラジルのガラバリ市街地の年間の自然放射線量 | 10.0ミリシーベルト |
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② 世界の年間自然放射線量 | 2.4ミリシーベルト |
③ 東京・ニューヨーク間航空機旅行(往復) | 0.2ミリシーベルト |
・レントゲン検査(デジタル)に関して
① 歯科用CTの検査 | 0.04ミリシーベルト |
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② 耳鼻用レントゲン検査 | 0.11ミリシーベルト |
③ 胸部のレントゲン検査 | 0.01ミリシーベルト |
④ 顎全体の歯のレントゲン検査 | 0.01ミリシーベルト |
⑤ 歯の小さなレントゲン検査 | 0.006ミリシーベルト |
☆フィルムを利用したレントゲン検査ではデジタルよりも約2~4倍程度高くなります。
このように歯科で使用するレントゲン検査(デジタル)は非常に体にやさしい安全な検査なのです。
違います。放射能(放射性物質)は、体内に残留しますが、診断用X線は身体に全く残りません。一瞬で通り過ぎてしまうからです。
診断用X線では、毎日、1~2回程度のレントゲン撮影をしても身体に影響を与えることはありません。0.002シーベルトに満たない線量を365日与え続けたとしても0.73シーベルトであり、年間の世界平均の自然被曝量を下回ります。
レントゲン検査は、身体に影響を及ぼさない線量の範囲の中で行っています。お子様の体格に合わせて線量を調節してから撮影しますのでご安心ください。
しかし、子供の身体は大人以上に放射線の感受性が高く、今後の長い人生を考えると、安全な中でも可能な限り不要な被ばくは避けるように注意しなければいけません。
細かい所までしっかり管理しています。
(APアクアNeoEx):薬剤を使用せず、原料は電気、水道水、食塩水と安全で扱い易いものを使用しています。
高効率電解方式の採用により、除菌有効成分である次亜塩素酸の効率的な生成を行います。
一般細菌だけでなくB型肝炎・C型肝炎・エイズウイルスにも有効です。
超音波洗浄器で手洗いでは落とせない細かな部分や見えないように付着している血液などを分離、洗浄します。
速効性があり、30秒で99.999%の細菌を死滅させる強力な除菌力があります。
ほぼ全ての微生物(バクテリア、ウィルス、菌類、カビ類、藻類)に有効です。
※微生物が耐性をもつ恐れがほとんどありません。
バイオサニタイザーの成分は、生分解されるため環境に害を及ぼしません。
微生物を死滅させる力を持ちながら、人間やペット、植物などにはほぼ無害です。
患者様毎に滅菌用パックの耐熱シートに基本セットを入れて、シーラーで封鎖します。
ディスポーザブル(使い捨て)を基本的に行っています。
高温・高圧の蒸気で滅菌します。細菌やウィルスを完全に死滅させます。
ディスポーザブル(使い捨て)を基本的に行っています。
グローブ(手袋)など頻繁に交換しますので大量の医療廃棄物が発生します。
バイ菌・血液・削りカスを強力に吸引します。歯を削る時に発生する粉塵からの感染を防ぎます。
歯科に従事するスタッフにとって粉じん感染は大きなリスクですし、他の患者さんも舞い上がった粉じんがあると感染しますのでこの機器で感染防止をしています。
当院では治療時に使用する歯ブラシを感染防止対策として患者さんごとに未使用のものを使用しています。