診療案内medical

menu診療内容に関して

consultation hours診療時間

受付時間
9:00~13:00
14:30~18:00

休診日:日曜・祭日休診

age-specific care年齢別のケア

子供からお年寄りまで細かく年代別ケアを分けてみました。
同じ人でも成長の過程、仕事や結婚、子育てなどの段階、加齢、etc に伴い様々な視点や角度から見たお口の中の環境は変化していきます。

10~2歳

歯が生え始めるのは生後6か月~1歳頃からです。歯が生えてくれば歯磨きが必要です。
しかし、この時期は糖分の多い食べ物を口にすることは少なく、大量の唾液によって汚れが洗い流されることにより、お口の中は清潔に保たれています。
また、生後しばらくはお口の中に虫歯菌は存在しません。離乳食が始まり、家族や保育園などで口移しやお箸などを介して虫歯菌は子供に感染していきます。
ですから、この時期の歯ブラシはしっかりと磨くというよりも、歯ブラシに慣れて好きになってもらうことを目的にあせらずゆっくりとやっていくことが大切です。
お菓子や離乳食の時期には個人差があるため、早いお子さんには歯磨きはしっかりしてあげてください。嫌がるようなら、お風呂の時にガーゼで拭ってあげるだけでも構いません。
お子様1人1人、家庭環境に応じたアドバイスとフッ素の使用を中心にサポートさせていただきます。

22歳~6歳

乳歯で様々な食べ物を口にする時期です。保育園、幼稚園での集団生活も始まります。
この時期は保護者の方の歯磨きに対する意識や与える間食の習慣によって大きくお口の中の環境が変わってしまう大切な時期です。最終目標は虫歯のない健康な大人の歯を綺麗に並べてあげることですが、乳歯だから虫歯になっても大丈夫という考えは厳禁です。しっかりした歯磨きの習慣とフッ素の使用を推奨しています。

虫歯ができた場合は早期発見早期治療が大切です。歯科検診も定期的に行われますので、お子様のお口の中の変化には気を付けてあげてください。仕上げ磨きもしっかりとしてあげてください。
仕上げ磨きのポイント等のアドバイスもお子様の状況に合わせてお伝えしていきます。

3小学生

小学1年生から小学6年生まで、同じ小学生でも成長段階にはすごい差があります。 大人の歯がどんどん生えかわり、小学6年生の時点でほとんどの大人の歯が生え揃います。心と体の変化、食生活の変化、親の仕上げ磨きが自然消滅する時期でもあります。   生え始めた直後の歯は極端に言えばスポンジのようなスカスカ状態で、唾液に含まれるカルシウムやリン酸を取り入れながら、1年ほどかけて強い歯へと成長していきます。歯がお口の中のミネラルを取り入れる生え変わりの時期こそフッ素塗布が非常に有効です。大人の歯が生えかわる時期、大きなお休み(春休み、夏休み、冬休み)毎のフッ素塗布中心のケアをお勧めしています。歯科検診も定期的に行われています。何か心配なことがありましたら、お気軽にご相談ください。

4中学生、高校生

この時期はどうしても部活や勉強で忙しくて、歯科医院に足を運ぶ時間がない時期だと思います。小さい頃からの定期検診の習慣のある方でも足が遠のく青春時代です。   忙しさやストレスから歯磨きの時間も取れなくなり、間食も増えるので、最も虫歯になりやすい時期でもあります。自覚はあったのに、虫歯がひどくなってから突然の急患で来られる方も多いです。本来であれば、この時期もフッ素塗布中心のケアをした方がいいですし、放置中の虫歯も悪化する前に治療した方が、結果的に治療期間も短くて済みます。色々と多忙な時期だとは思いますが、できれば3~4か月に1回は予防検診をすることをお勧めします。

5大学生、20代~30代

この時期にさしかかると、虫歯予防も大切ですが、歯周病予防というものも大切になってきます。歯を失う原因として、実は虫歯よりも歯周病の方がはるかに多いんです。虫歯は進行に痛みを伴うことが多いため、ひどくなったら歯科医院を訪れる方が多いのですが、歯周病は歯のグラグラがどうしようもない重度になるまで痛みがなく放置されるケースが多いのです。歯周病で痛みを感じる際はかなり進行している場合が多いので知らぬ間に歩み寄る怖い病気なのです。   素敵な笑顔はキレイな口元から。社会人として自分管理のバロメーターにもなります。 虫歯の治療と予防、若い時期からの歯周病予防、口臭の相談、審美・ホワイトニング相談、気になっていることがあれば何なりとご相談ください。

6妊婦の方

妊娠中でも虫歯や歯周病のメカニズムは同じなので、基本的に予防方法に大きな変わりはありません。しかし、ホルモンのバランスの変化によって、歯肉炎が起こりやすくなっています。一般に妊娠すると急に虫歯が増えると思われがちですが、妊娠中に虫歯が増えるという証拠はなく、直接の関連はないと言われています。しかし、つわりや間食の増加のためにお口の清掃が不十分になったり、酸性の環境が長時間続きやすいことは確かです。   また、女性ホルモンの増加により唾液の性状が変わるため、虫歯になりやすい状態であると考えられています。 大切な時期です。かわいい赤ちゃんの誕生に向けて、少しでもお口のお悩みを軽減させられるよう全力でお手伝いさせていただきます。

740代~50代

この年代の方で一番多いお悩みは歯周病のご相談です。ご自身の歯を失ってしまった場合、その部分を補うための方法としては、入れ歯、ブリッジ、インプラント、などの選択肢があります。あなたの現在の状況でそれぞれの方法を選んだ場合のメリット、デメリットをしっかりお伝えした上で、一緒に相談に乗りながら、あなたにあった治療方針を選択していきます。

虫歯予防、歯周病予防といった予防に関しても長期的な見守り体制を整えてあります。おいしく噛める健康的な歯を、この先長く残していくためのお手伝いを誠心誠意させていただきます。もちろん審美的なお悩みも何なりと仰ってくださいね。

860代以降

この年代になると、虫歯、歯周病、審美的なお悩みに加え、総入れ歯、部分入れ歯、インプラントのご相談も増えてきます。自分の歯でしっかり噛みたい、入れ歯には抵抗があるといったお悩みもよく聞きます。以前から持たれている入れ歯等へのイメージであったり、ふとした瞬間に感じた歯や歯茎の衰えに不安を抱いている方もたくさんいらっしゃいます。そういった方々には、現在の状況と治療の選択肢、今後のお口の中の環境の予測などを丁寧にお伝えして一緒に治療方針を考えるようにしています。当院は入れ歯に関して30年以上の豊富な経験と自信があります。お気軽にご相談ください。

また、歯周病をしっかりとケアしていくことは心臓病、糖尿病をはじめとした全身疾患に対して大きなプラスの効果が認められています。定期的な歯周病ケアは非常に大切です。

9通院が困難になられた患者様

事故、ご病気、ご高齢、様々な理由で自宅からの通院が困難になられた患者様のために、大平歯科では随時訪問診療のご依頼も受け付けております。 入院先の病院、ご自宅、お住いの施設等へ、いつでも駆けつけます。 お口の中やアゴのお痛み、入れ歯が噛みつらい、歯が無くなって食べにくい、通院できなくてもお口のメンテナンスは続けたい、等々、お悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。   当院に通われていた患者様はもちろんのこと、当院は初めてという方でも全く問題ありません。スタッフ一同、真心いっぱいの往診で、あなたの快適な食生活のお手伝いをさせていただきます。

注意)訪問診療が可能な距離には限りがあります。遠方の際はお受けできない場合もございます。

お口は生きるために必要な食事を摂るための、命の入り口です

より食事を美味しく健康的に摂るためには、丈夫で咬める歯が必要不可欠です。

お口はあなたの大切な言葉を大切な人たちに語りかける 心の出口です。
キレイな口元、さわやかな息、美しい笑顔は、あなたの言葉を受け取る大切な方々により好感と信頼感を与えてくれるでしょう。

小さい頃から毎日のブラッシングの習慣がしっかりしていて、間食などにも気を付け、予防の意識が高かったお子さんが成長し、大人になった時のお口の中の環境はきっと素晴らしいだろうと想像できます。これまであまり歯医者に行きたくなかった、予防にあまり興味がなかった方と比較すると、同い年であってもお口の環境に大きな違いがあるかもしれません。しかし、何歳であっても、どんなにお口の中の環境が今は良くなくても、これから始めることに遅いことは絶対にありません。

私たちがあなたのお話をじっくり聞かせていただいた後で、あなたにとって最善と考えるあなたの状況にあったサポートをさせていただきます。

最後に、現在の技術で歯を完全に再生することはできません

歯が無くなったところに魔法のように歯を入れる方法として一般に広く知られているインプラントですら本物の歯にはかないません。インプラントを入れようとすれば自費診療のため全国津々浦々で差はありますが、1本約30万円程かかります。大人の歯で親知らずを除いた歯の本数は上下左右に7本ずつの歯があるので計28本です。

極端な話になりますが、もしも自分の歯が全部なくなってしまって、入れ歯は嫌、もう一度咬めるきれいな歯を入れたいと考え、インプラントを入れようと決断された場合、30万円×28本=840万円 という莫大な金額がかかります。
うまくインプラントが入り、しっかり咬める状態にできたとしても、本物の歯には何物もかないません。

あなたは生まれた時から、それだけの価値のある素晴らしい歯を持って生まれてきているんです。歯はあなたの大切なパートナーです。より良い状態で、より長く、共に歩んでいけるように、気にかけてあげてください。
小さな疑問から大きなお悩みまで、私たちはあなたの相談を心からお待ちしております。