入れ歯・善歯denture

入れ歯・善歯

入れ歯の話

入れ歯に対して「噛みづらいに違いない」「カタカタして見苦しいんじゃないか」というイメージを持たれている方もいるかもしれません。でも、入れ歯と一括りに言っても、いろんな入れ歯があります。

現在、入れ歯を付けているけれど「どうもしっくりこない」「フィットしていない気がするし気づけば外していることが多い」という方は、あなたのお口に合っていないものを付けているかもしれません。 ぜひ、あなたに合った最適な歯を手に入れてください。
入れ歯について少し詳しくご説明してきましょう。

当院副院長の入れ歯についてのコメントが長崎新聞に掲載されました。
2015.11.16

※記事画像をクリックしますと拡大してご覧になれます。

なぜ今入れ歯が大切なのか

  • ・近年は多くの持病を抱えられて、飲まれている薬の兼ね合い等で抜歯(歯を抜く処置)や外科処置が難しい患者様も増えてきています。そんな中、手術などの必要がなく体への負担が少ない入れ歯は高齢化社会では必需品といえます。
  • ・材料の劣化や顎堤の吸収などに伴う変化に対応し調整、作りなおすことができる。(もちろん大きな手術などは必要ありません。)
  • ・歯茎の状態が整っていれば治療期間が短期間で終えることができる。
  • ・残っているご自分の歯を極力削ることなく作ることが出来る。
  • ・取り外せるのでしっかりとお手入れができキレイな状態を毎日維持できる。

このように入れ歯にはさまざまなメリットがあります。
もしかすると、ご存じないこともあるかもしれません。

義歯(入れ歯)を選ぶときの5つのポイント

1
機能面

しっかり噛めて美味しくご飯が食べれること

2
快適性

入れ歯がまるで自分の歯のように違和感なく過ごせること

3
審美性

入れ歯を入れた状態で、まるで自分の歯のような外見を回復することができている。 適切な噛み合わせを与えてあげることで、ほうれい線が目立たなくなり若々しい顔貌を得ることができます。

4
耐久性

妥協ない材料、制作過程を経ることで丈夫で長持ちする入れ歯【=パートナー】を得ることができます。

5
健康面

しっかり噛めて美味しくご飯を食べられることで脳に良い刺激を与え、若々しく幸せな毎日を過ごすことができます。お口は内臓の入り口であり、適切な入れ歯を清潔に使用することで誤嚥性肺炎の予防、全身の健康状態の増進につながります。

ただし、入れ歯にもたくさんの種類があり、各患者様に合ったものを見極め、選択しなければ、噛み合わせが悪く多くの不具合を生じやすくなります。

次のようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

  • ☆噛むと痛くて食事がまともにできない。
  • ☆入れ歯が外れやすくて人前で安心して使えない。もちろん食事なんて美味しく食べられない
  • ☆発音がしづらく、家族や友人との会話が楽しめない。
  • ☆入れ歯を入れたらお顔の筋肉に違和感が!笑顔が作れない。

どんな入れ歯を選ぶか、また何より長年試行錯誤を繰り返しながら、入れ歯に生涯を捧げたプロ中のプロの職人技術によって、あなたの入れ歯の悩みを必ず解消します。

患者様が入れ歯を敬遠する理由(例)

理由① 外から金具が見えて、見た目にどうしても抵抗がある

健康保険で部分入れ歯を作ると、残っているご自分の歯にクラスプと呼ばれる金属製のバネをかける必要があります。この金属製のバネは見た目が悪いこと、バネがかかる歯に負担がかかるため、残っている歯の寿命を短くしてしまう可能性があるという心配な面があります。

実はバネをかけた歯は咬む力がその歯に集中してしまうため、その歯への負担が大きくなってしまいます。残っている歯の強さにもよりますが、中には1~2年もするとだんだんぐらぐらしてきてしまうこともあります。ひどい方は入れ歯を作って半年もしないうちにクラスプをかけた歯が抜けてしまい、大事な歯を失うばかりか、また入れ歯を作り直すという負のサイクルに陥ってしまう方もいらっしゃいます。
それに対しては・・・・
当院では金属のバネを使用しない、入れ歯を入れていると一見外からはわからないような美しい入れ歯(セレーブデンチャー)を取り扱っております。 自費診療となりますが、現在入れ歯に抵抗があるけど噛める歯を入れたいなとお悩みの方には、最高の解決策をご紹介できると思います。

理由② 全部入れ歯はストレス! カタカタ噛みにくいし話しにくいに違いない

虫歯や歯周病等によってご自分の歯がなくなってしまった方は全部入れ歯の適応となります。上の全部入れ歯は入れ歯と歯茎が接する面が陰圧(=真空状態)になることで入れ歯が安定します。誤差なくピタッと精密な入れ歯を作成しなければ強い吸着は実現できません。また、バランスの良い噛み合わせが実現できていないと噛むと方カタつくという不具合が生じやすくなります。話したり、飲み込んだりする際に違和感が出ないように適切な入れ歯の触れ合う範囲を設定することもとても重要です。

 

下の全部入れ歯は「歯茎」「唇」「舌」「ホッペタの筋肉」等の様々な力が加わるため、ピタッと吸い付く入れ歯を作ることは至難の業と言われています。しかし、長年の経験からすべてのバランスを考慮した精密な入れ歯をお作りすることで皆さんが諦めかけている強い吸着を実現することが可能です。

 

当院では他の歯科医院で難症例といわれ、入れ歯で悩み続けた多く患者様に満足いく数々の入れ歯をお作りし見守ってきた30年以上の実績があります。 必ず皆様の不安、お悩みに寄り添い笑顔を取り戻すお手伝いができると思います。お気軽にご相談ください。

人間にとって噛むことはとても重要です

人間をはじめ動物は皆、食事をとることで栄養を得ることができ、歯があり噛めるからこそより効率よく食事をとることができます。自然界では歯を失った動物は長く生きながらえることはできません。それだけ歯というものは動物にとって重要なものなのです。

 

毎日何気なく行っている食事という営みですが、口の中で食べ物を小さくかみ砕き、唾液を混ぜあわせ一塊にして飲み込むという複雑な機能があり、実はとても繊細な生命活動の一環です。また噛むことによって顔面の筋肉の運動が促進され、筋肉の老化も予防してくれます。また、噛むことによって生じる頭蓋骨の振動や多くの神経細胞への刺激によって脳が刺激されることも知られています。噛むことは脳の老化、認知症などの予防にもつながる非常に大切な運動なのです。

 

しかし、人間にとっては歯の存在は食事という機能以上に重要な役割を果たしています。歯の存在は私達の表情をつくり、他者とのコミュニケーションにおいて大きな役割を担っています。
快適によく噛んで、日々の食事を家族、友人と楽しむことでいつまでも若々しく元気な毎日を手に入れましょう。

どんな些細なお悩みでもお気軽にご相談ください

大平歯科診療所では患者様のどんな些細なお悩みや疑問にも丁重にお答えいたします。また、患者様の全身状態、口腔内の状態を詳しく診査させていただき、残っている歯の状態、顎の骨の状態、歯茎の状態等を総合的に判断し、メリット、デメリットを明確にご説明した上で、患者様の現状での最良の選択肢を提供させていただきます。

保険診療内での治療も、もちろん可能です。
入れ歯作成に取り掛かる前にご相談の上で「どのくらいかかるのか?」も明確にご提示いたします。

095-861-2372

入れ歯ができるまでの流れ

STEP01
お問い合わせ・ご予約

お電話でのご予約をお願いいたします 初めての患者様でも大歓迎です。ご不明な点などは遠慮なくお問い合わせください。

095-861-2372
STEP02
ご来院(ご相談、診査、診断)=カウンセリング

ご予約の時間に来院していただきます。1時間程を予定しております。

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STEP03
ご説明、ご検討

現在の患者様のお口の状態とご希望をお聞きした上で、可能な限りの治療の選択肢をご用意させていただきます。不明点、疑問点をしっかり洗い出し、ご納得いただけた場合は次の段階へ進みます。

STEP04
入れ歯作成(1ヶ月~1ヶ月半程かかります)

部分入れ歯、全部入れ歯、他の治療方針によって多少異なりますが、以下の流れで入れ歯の作成を行っていきます。
① 型とり
② 噛み合わせのチェック
③ 必要であれば人工歯の並びの確認、試し入れ等のチェック
④ 入れ歯の完成
⑤ 近日中の使用状況の確認、微調整(数回かかることもあります)
⑥ メンテナンス(3~6ヶ月毎の調子確認)