お口の中の環境で口臭の原因になりえるものには①~⑦のように様々あります。
これらの原因をしっかり取り除くことによって口臭の大半は改善させることが可能です♪
当院では①~⑦に挙げてある原因を取り除くことによって、さわやかなお口の中の環境を提供できるようスタッフ皆で取り組んでおります。
気になられていることがあれば、お気軽に何でもご相談ください。
また、口臭の原因になる物質が気体になってまわりに拡がっていくことを防ぐための「うがい液」「エチケットスプレー」「保湿ジェル」なども取りそろえております。
販売も行っております。こちらもお気軽に院内スタッフまたは受付でお尋ねください。
「虫歯はないし、よく歯磨きをしているのに口臭があることってあるの?」
「子供にも口臭が!!?何か悪い病気なんじゃないかしら?」
「朝起きた時のネバネバ、口臭を自覚する。夕方も何か気持ち悪い」
等など疑問やお悩みをお持ちの方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
口臭っていったい何なのか、どうすれば改善できるのか、とっさに改善する薬はあるのかなどに関して少し詳しくお話していきたいと思います。
お口の中の環境は、食後、または清掃状態が悪い場合は酸性(pH7.0↓)に傾いてしまいます。
逆にキレイなお口の中が保たれている状態ではアルカリ性(pH7.0↑)に傾いているのを覚えておいてください。
一般に
酸性(pH7.0↓)に傾いていると
① 虫歯になりやすい
② 再石灰化(歯質が回復する働き)が弱くなる
③ 口臭は弱くなる
アルカリ性(pH7.0↑)に傾いていると
① 虫歯になりにくい
② 再石灰化(歯質が回復する働き)が促進される
③ 口臭は強くなる
この「唾液ペプチドという酵素」の働きが酸性環境では抑制され、アルカリ性環境では促進されるために、キレイなお口の中の環境の人でも口臭が発生するというわけです。
このことは虫歯のないお口の環境が良い小学生の子供さんなどでよく起こる矛盾です。
お子さんの口臭の場合は舌苔をキレイに毎日ケアすることで、ほぼ改善すると考えられています。
まれに耳鼻科領域の扁桃腺炎、膿栓(におい玉)、副鼻腔炎などが原因で口臭が発生している場合もあるため、注意は必要です。
また、口臭には日内変動と言って、1日の中で強い時間帯と弱い時間帯があります。
起床時が1番強く、毎食後は弱くなる傾向があります。
強いストレスによって唾液量が減ると口臭が強くなるとも言われており、日常の様々な事柄が個人差はありますが関係しています。
食事をすると
① 口腔内環境が酸性に傾く
② 舌苔表面の物質が取れる
③ 唾液がたくさん出て口腔内を洗い流す
ため口臭が少なくなると考えられています。
お子さんから高齢者の方まで口臭のない人間は存在しません。
気にしすぎることはありませんが、自分では自分の匂いに慣れてしまう順応反応により判断が難しいという特徴があります。
当院では、客観的な判断、原因の除去、口臭ガスの発生を抑えるうがい薬・スプレー、心地良い香りで口臭を打ち消すマスキングの勧め等など、口臭に関するお悩みをお持ちの方へ解決法を提供させていただいております。
お気軽にご相談ください。